ふれあいサロンおおの
Google先生に検索をかけても出てこなかったので、遅ればせながら紹介させていただきます。
このご時世、ググってヒットしないものは存在しないかのような扱いを受けますからね・・・。
「ふれあいサロンおおの」は、地域住民が気軽に井戸端会議を行うための、憩いの場として作られました。
参加費はおひとり100円で、手作りのケーキとコーヒーがついてくるのです(!)
ただただ雑談に花を咲かすもよし、手芸に挑戦される方、行事が近ければ準備をしたり、軽い打ち合わせをされる方もいらっしゃいます。
もちろんどなたでも参加いただけますので、ママ友のランチ帰りにお子様連れで・・・
近所のお茶飲み仲間と、たまには気分を変えて・・・
たまには賑やかなところで読書や将棋でも・・・なんでもウェルカムなのです。たぶん。
中国新聞の柳井・熊毛版でも紹介されたのです。(交流センターで詳しく読めます)
開催日は毎週金曜日、13:00~16:00
場所は大野地域交流センター(大野公民館)
必要なものは100円玉とあなたのお時間だけ!
ちょっと長くなるので一旦たたみますよ・・・。
そもそも「気軽な井戸端会議」って矛盾してない?と思われた方いませんか?
自然発生的に行われる気軽な話し合いのことを井戸端会議と呼ぶのでは・・・と。
しかしながら、現代の田舎においてご近所の奥様方が井戸端会議を行う風景というのは、結構レアだったりするのです。
お出かけは車でしてしまえば、すれ違う人と会話をすることもないですし
お隣が留守なのか、在宅中なのかも分からないことが多いです。
ゴミ出しやお買い物の頻度、タイミングも生活様式の変化で家庭ごとに違えば、本当に顔を合わせる機会は減ってしまいました。
住居からも昔ながらの縁側や仏間兼客間も急速に姿を消し、日常的に来客のあるおうちなんてそうそうないのでは?
多くの人が想像する「田舎っぽい近所付き合い」は、むしろ大都会の小さな商店街のほうが維持できているのではないでしょうか。
しかしながら、「お茶でもどうかね」というアプローチは、失われつつある人との会話を取り戻すことに成功したと思います。
わざわざ大きなイベントをはじめなくても、人が同じ部屋にいれば、自然と何かが起きるもんだなぁ、と実感しました。
特に女性陣の活躍が目覚ましいと思います。
もちろん、サロン実行委員会の皆さまの活躍ぶりもそうですが、サロン内で手芸を楽しんだ方々は「婦人会・手芸クラブ」を立ち上げるまでになりましたし
「盆踊り大会の飾りどうする?」「サロンでコーヒー飲みながらやりましょう」と、どんどん活用してくださいます。
小さなアクションから、副次的なものが生まれる喜びは、狙って起こしたアクションの結果以上に嬉しいことも多いですよね。
こういう発想力を見習いたいものです。
女性陣に媚びるわけではないですが、男性陣にもどんどん活用してもらいたいと思います。
「会議だから」と身構えて発言するよりも、お茶を飲みながら自由にした発言のほうが、的を得ていることもあったり
5分間の熱弁よりも、5分間の沈黙のほうが、人を納得させることもあります。
中世ヨーロッパの貴族のようにはいきませんが、人脈作りや情報の共有に、きっと役立つはずです。
ちなみに8/18、本日のサロンおやつは「カラフル白玉あんみつ」&「コーヒーorほうじ茶」でした!
普段のお菓子は洋風なものが多いので、こういう時にお茶も選べるのはよいですね。