まつりをしませんか
先週、平生町の佐賀地区で行われた若者部会の会議を見学させていただく機会がありました。
ただ座って話を聞いていただけなので、参加ではなく見学です・・・。
議題の中で特に大きく印象に残ったのがふたつ。
・「大星山で初日の出を迎える会」の活動継続が難しい
・「ドンデン」を復活させたいが、担い手が確保できない
どちらも人口減少、少子化が直接的な原因でしょうか。
だからと言って、「続けたい」という思いと「参加したい」という声があるのも事実のようで
まずは知名度を上げること、参加したい人を増やし、未来の担い手になってもらうべく
微力ながら宣伝という形で応援をしたいと思います。
・大星山で初日の出を迎えよう
こちらは28年度のチラシ。
ちなみに、私は大星山が初日の出ポイントとして有名なことは知っていましたが
きちんと参加募集をかけるイベントとして存在することは初めて知りました。
佐賀小学校に集合して登山するということもあり、ほぼ佐賀地区での主催になっていますが
参加される人は町の内外を問わないため、平生町全体で行ってもいいのかなぁと思いました。
手作りのぜんざいと甘酒、頂上の強風対策として丈夫なテント
これらの準備、運搬、ハイキングのエスコートまで、すべてボランティアで行っているため、大変な労力であろうとお察しします。
年に一度の初日の出、どこで拝むかお悩みの方はとってもお勧めです。
・白鳥神社の秋まつり(どんでん押山)
こちらは動画を見るまで存在を知りませんでした。
今でも毎年行われる白鳥神社の秋まつりですが、そこでは通常の神輿に加え、車山(やま)を担ぐ行事でも賑わっていたそうです。
通常は山車(だし)と表現されることが多いと思いますが
愛知県の犬山祭りでは「山のように大きいため車山(やま)と呼ぶ」こともあるそうです。
何か関連があるのか、重箱の隅をつつくのが好きな私は非常に興味があります。
動画をご覧になると分かりますが、けっこう派手です。外国人も大喜びしそうです。
車山に乗る子供たちの可愛らしいこと。
肩車されての登場もさることながら、綺麗な座布団に乗ってるとこが個人的にツボです。
物理的に担ぐ人手、乗る子供が必要なこと、冒頭の舞いの振り付け、神事の教義的、歴史的意義の継承
下手に新しいことをはじめるよりも、もっと難しいと思います。
かつて祭りは地元の住民たちが、宗教的な意義こそあれ、楽しむためにやっていたこと。
自分たちのために、自分たちでやる。そこが原点なのかなーと。
誰かを楽しませるためにやる、誰かが楽しませてくれる、それだけでは決して続いていかない。
面白いことは自分たちで見つけて自分たちでやろうよ、という勢いを佐賀地域から感じました。
色んな人に見てもらいたいので、無理を言って動画を上げていただきました。
興味があるかたは佐賀地域交流センター、佐賀コミュニティ協議会などにご連絡ください。